きっとこのブログを読んでくださっている方は、お子様をお持ちのママやパパ、おじいちゃんおばあちゃんかと思います。
そんな皆様に今回は、ちょっと心がほぐれるアートの楽しみ方についてお話しますね。
今、きっと多くの子供たちが暇をもてあましていることと思います。
もしくは、お勉強もドリルなどが中心になって、つまらないと感じているか、
テレビやゲーム、スマホにどっぷりかもしれませんね。
大人がそうであるように
子供も、急な出来事に戸惑い、やり場のない気持ちをもてあましているのだと思います。
いつもだったらお友達と遊んでいたら忘れてしまうような嫌な気持ちも
今は抑えるか爆発するか、取り扱いがとても難しくなっているかと思います。
そんな時に、紙とペンを手にしてみませんか?
最初は「何を書いたらいいの?」なんて言うかもしれません。
そんな時は、わかりやすい「動物」なんか導入には良いでしょうね。
長い鼻
長い首
長い耳
動物はとってもわかりやすいアイコンがあるのでそこから書けば、あとはだんだん色々なものを足していくだけ。
上手に描けなくても良いんです。
紙に自分の活動の奇跡が残るということ。
それが全てのはじまりです。
絵は心の友達です。
穏やかな気持ちのときや激しい気持ちも、絵に投影されるもの。
絵に表しているその時間は、親友に愚痴を聞いてもらっているような
そんな効果があるといわれています。
愚痴を言っているときの自分というのはそんなに綺麗なものではありませんね^^
でも、愚痴を言うことは、人間にとってはとても大切な営みのようにも思います。
だから、出来上がった絵はとても上手とは言えないかもしれません。
でも、絵に自分のありのままの心を表現するということはとても大切な営みだと感じます。
私はそんな時、出来上がった絵をグチャグチャにして捨ててしまうこともあります。
お子さんも、描いている絵を急にグチャグチャーっと塗りつぶしてしまうかもしれません。
私はそんなお子さんの気持ち、なんとなく分かる気がします。
前は、そんなのもったいない!と言っていましたが、
今は、そんな自分の気持ちに素直な姿を愛おしく感じたりもします。
(いつもでは無いですが!笑)
さて、親友に愚痴を言った後は、なんだかスッキリとした気持ちになっていると思いませんか?
絵を描くという事もそういうことです。
上手に描こうとしなくて良いです。
ただ紙に、自分の線をのせていく。
それだけで気持ちがほぐれてくるはずです。
そうすると、お子さんにどんな変化が見られるでしょうか?
・気持ちが落ち着くかもしれません。
・かまって欲しいが少なくなるかもしれません。
・暇な時間を自分で楽しめるようになるかもしれません。
自分の気持ちを自分で上手に扱えるようになると
親も子も、きっと少しはラクになると思います。
色々な感情の中でグラグラゆれる日々ですが、
どうかみなさんも、そんな自分の姿に優しく「そうだよね。不安だよね」と寄り添ってあげてくださいね。
ではまた!