大学時代、「自然教育研究会」という、野外活動を通したこどもの情操教育・自然科学教育を行うサークルに所属。私自身はその活動の中で、造形活動イベントなどを企画してまいりました。その中で、プログラムに縛られない、自由な活動の大切さを強く感じるとともに、これらの活動が大人になったときにどのように活きるのか、という事を考えてまいりました。大学卒業後に人材系企業、市場調査・マーケティング企業・大学での社会人経験を経て、また、自身の出産・子育てを経て、この度新しい形の造形教室をオープンすることにいたしました。

彫刻家として私自身も芸術活動を深めていくという点では私も学びの最中。芸術には答えも終わりもありません。子供と同じ目線で、探求的な学びの場を大切にしたいと思っています。

AIの時代がもうすぐそこにせまっている今、「与えられた仕事を正確にこなす事」が評価された時代は終わりを迎えようとしています。コンピューターには無くて、人間だからこそ出来る事。それはオリジナリティであり、創造性でもあります。

自ら発案し、計画、実施、失敗、検証という地道にも見えるプロセスを繰り返すことでしか、そのオリジナリティや創造性は生まれません。そういった点ではこの教室の活動自体は地味にも思えるでしょう。

しかし、ココで得た経験は、大学に進学後、社会に出たあとにきっと芽が出るはずです。若くてやわらかい頭を、今鍛えないのはもったいない！

そんな学びの場と、サポートする場をこのアトリエでは提供していきます。